ギガプライズの評価

評価
判定	合格
参考回線速度	有線で概ね120 ～ 400Mbps程度
参考PING	有線で概ね10ms程度
測定日	2022年
測定地域	東京都
補足	初期状態ではプライベートIPのみ。ポート開放不可。グローバルIP付与の月額有償オプションあり。

解説

ギガプライズについては、少々特殊な判定になります。

というのも、こちらのサービスで利用している大元の回線事業者の種類が非常に多く、判断が難しい状況になるためです。

管理人が調査した範囲では、以下の回線を利用しているようです。

また、自社サービスをD.U-NETやDK SELECTに対してOEM提供しているという情報もあり、業界シェアは高いとは言えない状況ながら手広く柔軟なサービス提供をしていることが特徴と言えます。

ギガプライズについては、IPv6対応についても謳っており、同社の公開しているIR資料などからも、回線の混雑状況（速度）に対しては課題意識と改善に向けた前向きなコメントが散見されます。

ギガプライズやRentAgentの速度についても夜間に若干の速度低下が見られるものの、極端に低いものではなく、上記要素を総合的に考慮すると合格圏内であると判断しました。

ただし、複数の事業者の回線を利用している関係上 フレッツ光のIPv4（PPPoE方式）などの速度低下の可能性が高い回線を引く 可能性はあるため、その点だけは注意が必要です。

項目
FPSゲーム	Apex Legends （他のFPSタイトルも基本的には問題なくプレイ出来るかと思われます。またポート開放が必要なゲームは初期状態ではプレイ不可）
VoIPアプリ	利用可能
VPNアプリ	利用可能
動画ストリーミング	利用可能

回線速度とは直接関係ありませんが、同社はjanogでこのような資料を公開しており、コスト重視の集合住宅向けインターネットサービス提供事業者というより、一般的なISP事業者に近い立ち位置であることがわかります。