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レジデンシャルインターネット(RIXIO)
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- 管理人
- @kuskai_chinitai
レジデンシャルインターネットの評価
評価 | |
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判定 | 不合格 |
参考回線速度 | 有線で10Mbps ~ 80Mbps程度 |
参考PING | 有線で概ね25ms程度 |
測定日 | 2022年 |
測定地域 | 東京都 |
補足 |
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解説
レジデンシャルインターネットについては、 インターネットヘビーユーザーの利用に耐えられない可能性がある と言えます。
利用している大元の回線がNTTのフレッツ光系の回線であるため、IPv4(PPPoE方式)での接続の場合、皆様よくご存知のNTTの網終端装置混雑の影響を受ける可能性があります。
さらに、公式のサポートドキュメントでは ゲーム、VPN、テレワークなどの利用の大量の通信が発生するような使用を推奨していない とあり、ヘビーユースに耐えうるものではないことが伺えます。
項目 | |
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FPSゲーム | サービスとして非推奨。またポート開放が必要なゲームはプレイ不可 |
VoIPアプリ | サービスとして非対応。 |
VPNアプリ | サービスとして非対応。 |
動画ストリーミング | サービスとして非推奨。(参考回線速度的に快適な視聴は難しいと思われます。) |
補足
- 公式サイトの説明に以下のように「Webの閲覧や動画視聴、オンライン会議等問題なく利用でき」という内容が記載されていますが、上記とおり、サービスとして非推奨、非対応としているため矛盾が生じています。
- 「ポート開放ができないためVPNやネットミーティングには対応していない」という案内について、少々説明不足かと思います。
- 「VPNのサーバー」としての利用はポート開放ができないため利用できない。
- 「P2P通信を利用する一部のVoIPアプリなどは」ポート開放ができないため利用できない。
- ではないでしょうか。それとも、VPN通信をプロトコル単位でブロックしているのでしょうか。
- 利用者向けのサポートサイトのドキュメント類も内容が全体的に古く、現状に即していないと思われる記載が目立ちます。
- ツッコミどころが多い記載が目立つため、このような「違和感がある」事業者は不要なトラブル防止のためにも避けたほうがよいかと考えます。
- 残念ながら現状はあぱねっと(キッズウェイ)、BBM-NETやシーファイブ(c-five)などと同じく、回線速度や利用者の快適度よりもコスト重視のサービス事業者であると考えられます。